ONEというアプリでレシートがお金になると知ったとき、このような不安はありませんか?
- ゴミになるレシートがお金になるのは怪しい…
- 利用しても、本当に現金をくれるの?
- よく知らないアプリに個人情報を入力するのは抵抗がある…
- レシートからの情報で個人が特定されないの?
- 過去に利用停止があったり、改悪の情報を見たけど大丈夫かな?
結論を言うとONEは安全に利用できます。(自分で対策すればもっと安全に利用できます。)
しかし、レシート買取アプリに馴染みがないことやネガティブな口コミを見てONEは危険なのか不安だと思います。
レシートが現金になっても、個人情報が漏れたり換金できなかったら意味がないですよね。
今回はONEの危険性を解説すると同時に、私がしている対策方法も紹介します。
この記事を読めばONEの危険性を知り、リスクを抑えて安全に利用することができます。
- ONEの危険性を知ることができる。
- 個人情報の流出に対策を打ち、安全にONEを利用できる。
前半でONEの危険性を解説していますので、後半にある安全に利用する方法を先に知りたい方はこちらへどうぞ。
では、現役でONEを利用しているイキガネシニガネくん(@ikishiniganekun)が解説します。
レシート買取アプリ「ONE」を運営している会社は危険なのか?

まずはONEというアプリを誰が開発し、どういう会社が運営しているか解説します。
開発者と運営している会社を知ることで、危険なアプリなのかそうでないのかの判断材料にはなります。
ONEの開発者
開発者は山内奏人さん。なんと高校生でこのアプリを開発されました。
10歳でプログラミングを始め、プログラミングコンテストで最優秀賞を獲得されています。
15歳の時にウォルト株式会社(現:WED株式会社)というONEを運営している会社を立ち上げました。
山内奏人さん(@5otoyam)の公式twitterもあるので興味ある方は是非ご覧ください。
運営している会社
運営会社 | WED株式会社(代表者:山内奏人) |
住所 | 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-12-8 SSUビル101 |
設立 | 2016年5月 |
HP | https://wed.company/ |
Googleマップで住所を検索したところ、更新されていないのかWED株式会社は確認できませんでした。
このSSUビルは複数の企業が入っているので、その1階にオフィスがあるのでしょう。
次はWED株式会社の概要を紹介します。
概要
ONEのアプリDL数 | 200万DL突破(2021年9月時点) |
ONEがレシートを買い取った枚数 | 8500万枚(2021年6月時点) |
出資する株主 | 株式会社グッドパッチ / キャナルベンチャーズ株式会社 / Spiral Capital株式会社 / 千葉道場株式会社 / D4V合同会社など |
総資産 | 2億4738万円 (2020年11月時点) |
本人確認APIサービス | TRUSTDOCK |
ONEのダウンロード数
ONEは2021年9月時点で200万DLを突破しています。
レシート買取アプリで最大手のCODEは220万(2021年4月時点)ですので、もしかするとユーザー数を追い抜くかも知れません。
ONEが買い取ったレシートの枚数
ONEが買い取ったレシートの枚数はなんと8500万枚!
レシート1枚が1円だとしても8500万円相当の金額をONEはユーザーに払う計算です。
総資産額からしても、その金額を支払えるほどWED株式会社はきちんとした運営をされているのではないでしょうか?
WED株式会社に出資する株主
株式会社グッドパッチはデザインを中心に手がける会社で資本金が9億円です。
Spiral Capital株式会社、D4V合同会社など数十億円を投資する会社で様々な企業へ投資を行っているそうです。
このような会社がWED株式会社に出資を行なっていますので、信頼や期待されているかと思われます。
WED株式会社の総資産額
ONEの総資産額は2億4738万円です。(2020年11月時点)
しっかりとお金があるので、ユーザーのレシートを買い取ってくれるでしょう。
本人確認はTRUSTDOCKを採用
TRUSTDOCK(トラストドッグ)とは簡単に言うと、オンライン上で不正利用を防止する本人確認専業の会社です。
そして、このサービスはyahoo!ショッピングやORIXなど大手企業も採用しています。
誰でも名前を聞いたことがある企業と同じサービスをONEも導入しているので、安心できますね。
レシートがお金になる仕組みを解説

ONEはきちんとした企業が運営しているアプリだと分かりました。
そんな企業がなんでゴミになるレシートを買い取って、ユーザーにお金をくれるのでしょうか?
その仕組みを解説します。
レシートはマーケティングデータになる
結論を言うとレシートに書いてある購買情報(商品、金額、時間帯など)がお金になります。
レシートはPOSデータになって「何が」「いつ」「どれだけ」「いくらで売れた」かが分かります。
そのデータは、企業からすると商品の分析や開発に役立つデータとして価値があるのです。
下の図はレシートがお金になる流れを説明したものです。

つまり、このような関係性が成り立つのです。
(商品開発や分析に消費者の購買情報が欲しい)
消費者の購買情報を買い取りしたい
分かりました
では、その購買情報をお渡しますよ
(購買情報を集めるために)
レシートを提供してくれたら謝礼を払います
レシートがお金になるなら提供したい
お互いにWIN-WINの関係になるのでビジネスとして成り立っているのでしょう。
ONEは個人情報を安全に取り扱うのか?

ONEはTRUSTDOCK(トラストドッグ)を採用し、情報の管理を徹底しています。
では、次にONEがどう個人情報を取り扱うのか規約やプライバシーポリシーから抜粋して解説します。
ONEに提出する個人情報
ONEに提出する個人情報は以下の3つです。
- ONEを使用する端末の電話番号
- 銀行口座
- 身分証明書(パスポート、運転免許証、マイナンバーカード、住民基本台帳、健康保険証のいずれか)
ONEの規約にある個人情報の取り扱い
ここでは、ONEに送信してしまった個人情報が消せるのかを確認していきます。
電話番号
当社は、当社が別途定める一定期間にわたって使用されないユーザーID及び電話番号を削除できるものとします。
ONEの利用規約:第4条(本サービスとユーザーID)より
つまり、一定期間(ウォレットが無効になる1年間?)使用しないと電話番号は削除されるようです。
本人確認書類(身分証明書)
お客様の個人情報は、本サービス運営上のトラブルの解決(ミッション内容以外の画像を送信してくる不正利用のアカウント凍結など)のためにも利用しておりますので、大変恐縮ですが削除はいたしかねます。
なお、本人確認のために撮影いただきました本人確認書類につきましては、確認後に破棄をしており、弊社にデータが残ることはございません。
また、上記の利用目的以外にお客様の個人情報を取り扱うことはございませんのでご安心くださいませ。
ONEのヘルプ:【アクティビティ】送信した個人情報を削除したいより
画像として送られたデータは削除されますが、場合によっては全てが削除されないようです。
また、退会時に個人情報を削除をする文面が見つからなかったので、少し不安は残りますね。
ONEは本当に換金してくれるのか?

個人情報の扱いと同様に気になるのが、本当にレシートを現金にしてくるかという点です。
この不安に対しては安心してください。問題なく換金してくれます。
答えはYES
ONEではレシートを送る(またはその他の案件をする)とお金がウォレットという場所に貯まります。
このウォレットが一定額になると、現金に換えるかチケットという商品券に変えることができます。
私は両方とも利用しましたが、問題なく換金することができました。
きちんと出金申請して現金にされた写真を載せた記事があります。
気になる方は出金方法を解説した記事にありますので、確認したい方は是非ご覧ください。
ONEのその他にある危険性

利用して感じたこと、口コミからもONEの危険性を考察していきます。
レシートから個人が特定される危険性
私はプライバシーポリシーを読んで、不特定多数ではないが一部には特定される可能性があると感じました。
ONEのプライバシーポリシーにはこう記載があります。
当社は、広告出稿主、市場調査会社、保険会社及びその他の当社と提携する第三者に対して、マーケティングデータとして、いかに掲げる取得情報を提供する場合があり、ユーザーは予めこれに同意するものとします。
・当社がユーザーから買い取りの申し込みを受けたレシート画像その他の画像(テキストデータを含みます。)
・当社がアンケート等による方法によって取得したユーザー属性情報(性別、住所地の郵便番号、年齢層、職業等の当該情報(これらの組み合わせも含みます。)のみからは特定の個人の識別が困難な情報を言います。)
ONEのプライバシーポリシー:取得情報の第三者への開示について
アンケートなどで得た個人情報は特定できないようにすると記載があります。
しかし、レシート画像などはそのまま相手に情報が伝わってしまいますので特定の危険性はないとは言い切れません。
なので、ONEに送る画像を加工すれば特定の危険性が下がるのではないでしょうか?
この対策方法は”ONEを安全に使う方法”に記載がありますので、こちらへどうぞ。
サービスの終了
これはどのアプリにも言えることですが、サービスが突然終了する可能性があります。
規約には、サービスが終了しても出金は可能と記載があります。
しかし、個人情報はどうなるのでしょうか?
明確な記載はありませんが、改正個人情報保護法では個人情報の削除は義務でなく努力義務です。
つまり、削除するかしないかはONE次第になります。
この点は不安が残ります。
不正利用と判断される
これは正直驚きました。
この方は自分が誤ったレシートを送ってしまったため、訂正してほしいと運営に問い合わせました。
すると、運営側の対応はその方のアカウントを凍結したのです。
そして、その後の問い合わせに応じることはなかったそうです。
詳細なことは分かりませんが、たった一度のミスで利用ができなくなると理解しましょう。
詳しいことはレシート買取アプリ「one」の利用にご注意という記事に書いてありますので、興味のある方はどうぞ。
アカウントが凍結した場合
なお、アカウントの凍結は解除されることもございますが、その基準につきましては公開しておりません。
ONEのヘルプ:【アプリ全般】「アカウントが凍結されています」と表示されますより一部抜粋
ONEのヘルプに記載があるように凍結した場合、解除されないこともあります。
つまり、アカウントが凍結したらONEを今後利用できなくなる可能性が高いです。
過去にあった事例
ONEで起こった過去の事例の中で特に話題になった2つを紹介します。
稼げる金額の減少
ONEはリリース当初
- レシートの買取上限が1日10枚。(現在は1日5枚)
- 買取金額10円からスタート。(現在は1〜10円)
- 出金の手数料は200円。(現在は300円)
- チケットの料金を10%増額。
- 登録に身分証が必要。(現在は電話番号のみで身分証は必要ない)
リリース当初では1日最低100円稼げましたが、現在は最低5円と稼げる金額が大きく違います。
当初は登録に身分証明書が必要でしたが、現在はSMS認証だけで登録が可能です。
今後、買取金額がさらに下がらないことを祈りたいです。
利用者殺到で3ヶ月間の利用停止
ONEはリリース当初、買取が殺到してアプリの利用が初日から停止になったと話題になりました。
この利用停止期間は約3ヶ月ありました。
当時、利用していたユーザーはいつ再開になるのか個人情報はどうなるのか不安だったかと思われます。
現在は問題なく利用できていますので、安心してください。
レシート買取アプリ「ONE」を安全に使う方法

ここでは、紹介したONEの危険性を対策し、安全に利用するための方法を書きました。
- 考え方を変えてみる。
- レシート撮影で不要な箇所を写さない。
- 入力する個人情報を必要最低限にする。
ユーザーの私たちができることは個人情報をむやみやたら提供しないことです。
個人情報を必要最低限しか提供しないように3つの対策を解説していきます。
考え方を変えてみる
この記事で挙げた危険性は何もONEに限ったことではありません。
例えばポイントカードや無料会員登録などのサービスに、あなたは個人情報を入力していませんか?
この時、リスクとリターンを考えてお得なのかどうかを自然と判断していませんか?
今回は危険性を書いた記事ですが、他に半年間利用して稼いだ金額を公開している記事もあります。
ONEを利用するか悩んでいる方は危険性と稼げる金額で判断するのをオススメします。
レシート撮影で不要な箇所を写さない
ONEの画面にもあるように個人を特定できる情報は隠してくださいと明記があります。

つまり、レシートをそのまま写す必要はないのです。
手間はかかりますが、レシートをこのように撮影するとより安全に利用ができますよ
下図のようなレシートを送信しても買取されますのでご安心ください。

補足:レシートに印字されるクレジットカード下4桁の番号で個人の特定はされません。
入力する個人情報は必要最低限にする
規約にもあったように、ONEに入力された個人情報は削除されない可能性があります。
なので、必要最低限の個人情報(登録時の電話番号のみ)で利用すれば、万が一があっても安心できます。
つまり、不安な方は銀行口座と身分証明書をONEに送らないで利用しましょう。
個人情報の入力がいらない「チケット」に交換する
ONEにはチケットという商品券が用意されています。
このチケットは身分証や銀行口座の入力は必要なく、ウォレットの残高から簡単に交換できます。

これはONEで交換できるチケットの一部ですが、この他にもギフト券やお店で使えるのもありますよ。
チケットの種類は多いので、きっとあなたが利用する店舗があるはずですよ。
チケットの交換方法とその種類をまとめた記事がありますので、詳しくはこちらからどうぞ。
どうしても現金で欲しい場合の対策
どうしても現金で欲しい場合は、銀行口座と身分証明書を入力する必要があります。
身分証は素直に提出するしかありません。
銀行口座も給与振込や生活で使用している口座だと漏洩した時に大変なことになりかねません。
ここでオススメするのが、もう1つ銀行口座を作ることです。
銀行口座の情報が漏洩しても、入っている金額が少なければリスクを抑えることができますよ。
ONEで貯めたお金を現金にする方法をまとめた記事もありますので、現金で欲しい方はご覧ください。
まとめ
今回はレシート買取アプリ「ONE」の危険性をまとめました。
- Q:アプリ運営会社の危険性は?
- A:安全だと思える経営をしている
- Q:レシートがお金になる仕組みは?
- A:レシートの購買情報を企業が買うのでお金になる
- Q:ONEは換金してくれるのか?
- A:問題なく換金してくれる
- Q:ONEでアカウント凍結されたら?
- A:どうしようにもできない
- 不正利用と判断されないようにする
- Q:ONEの個人情報の取り扱い
- A:不安な面もあるが、対策をすれば解決できる
- 考え方を変える(リスクとリターンで)
- レシート撮影を工夫する
- 入力する個人情報を抑える
- A:不安な面もあるが、対策をすれば解決できる
今回はONEの危険性を中心に書きました。
私はONEを現在も利用していますが、危険だと感じた経験はありません。
なので、ONEは安心して利用できると言えます。
現在、ほとんどのサービスで個人情報を入力して私たちは利用してます。
ONEだけが特別危険性というわけではありません。
とは言え、不安な部分や危険性もゼロではないのでONEの利用はあなたの価値観で判断することをオススメします。
レシート買取アプリは複数ありますが、それぞれを併用して使うことでレシート1枚で稼げる金額が大きくなりますよ。
イキガネシニガネくんがやっている稼げるレシート買取アプリを全て紹介した記事もありますので、是非ご覧ください。(作成中)
さぁ、あなたも副業をして自分の欲しいを叶えよう!
今回紹介したアプリ
