結論を言うと、レシートアプリは正しく使えば危険じゃありません。
しかし、何も知らないで危険な使い方や怪しいレシートアプリを使うとあなたの個人情報が悪用されてしまいます。
なので、今回はレシートアプリを安全に使うため以下の内容で解説します。
- レシートがお金になる仕組みを解説
- レシートアプリの3つの危険性
- レシートアプリを安全に使う4つの方法
- 危険なレシートアプリを見分ける5つのチェック項目
- 安全なレシートアプリを5つ紹介
私もレシートアプリを始めた頃は、個人が特定されるなど怖い情報を見て不安になりました。
ですが、これから解説する内容を読んでいただくとレシートアプリは安全で危険じゃないと理解して頂けます。
特に私がやっている安全対策は実施して1年間以上になりますが、トラブルや被害にあったことはありません。
紹介する安全対策は簡単だから誰でもできるよ
レシートアプリに興味あるけどなんか不安だと感じてる人へおすすめの記事です。
この記事を読めば、レシートアプリの危険性を理解して安全に使えるようになりますよ。
では、記事本編を読み進めていきましょう。
レシートがお金に変わる仕組み
レシートなんて爪を磨く以外の価値なんてあるの?
レシートアプリはレシートに印字されている情報を企業に売っているからお金に変わるのです。
ここではレシートがお金になるビジネスモデルとレシートアプリの仕組みについて解説します。
レシートがお金になるビジネスモデル
レシートを利用したビジネスはバスケット分析といわれるマーケティング手法です。
簡単にいうとレシートの購買情報をもとに何が売れているか分析して、売上を伸ばすビジネスです。
企業は何が売れているか分かるので、とても利用しやすいビジネスになります。
もっと詳しく知りたい人はバスケット分析について書かれた記事をご覧ください。
レシートアプリがお金をくれる流れ
レシートアプリの仕組みを以下の画像で示します。
売上を伸ばしたいから、消費者の購買情報を欲しい
わかりました。その情報を集めてきます
購買情報を集めたいから、レシートを買取ますよ
え?レシート買ってくれるの?それならどうぞ、どうぞ
このような流れで、私たちのレシートがお金に変わります。
企業からすると私たちのレシートはまさにお宝の山なので、お金を払ってでもその情報が欲しいのです。
レシートアプリの3つの危険性
ここでは以下、3つの危険性を解説します。
- 強制的に利用停止される
- レシートから個人が特定される
- 登録した個人情報が悪用される
1番気をつけて欲しいのが、規約違反の使い方をしてアプリの利用停止になることです。
それ以外は現時点では被害報告がないので、参考程度に見てください。
【危険な使い方】強制的に利用停止される
利用停止になる1番の原因は規約違反です。
利用停止になる危険な使い方の例
- 他人のレシートを使う
- 同じレシートを使い回す
- アカウントを複数所持する
など
アプリが利用停止になると、これまで貯めたポイントが無効になるので気をつけましょう。
ポイント欲しさに規約違反する危険な使い方はせずに利用規約を読んで正しく使いましょう。
特に楽天パシャで規約違反をすると楽天会員まで利用停止になるから気をつけてね
【危険な使い方】レシートから個人が特定される
今まで報告がない事例で、あくまで予想される危険です。
レシートアプリでレシートを撮影するときに以下のことが危険として予想できます。
- 個人情報が写り込み、特定される危険がある
- レシート記載の情報より個人を特定される危険がある
- レシート送信時の位置情報等で個人が特定される危険がある
特にレシート撮影時に個人が特定されるものが写り込むは要注意してください。
撮影データを変換してくれるアプリなら問題ありませんが、撮影データをそのまま使うアプリでは万が一が起こる危険性があります。
個人情報については対策で防げるから安心してね
【危険なアプリ】登録した個人情報が悪用される
今まで報告がない事例で、あくまで予想される危険です。
予想される個人情報の悪用例
- 会員登録情報の悪用(迷惑メールや他のサービスへ無断に登録など)
- レシートの撮影データを悪用する
- 保険証や口座番号など更なる個人情報の提出を求める
など
多くのレシートアプリは個人情報を悪用しません。
しかし、これから登場するレシートアプリ全てがそうとは言えません。
怪しいレシートアプリの見抜き方や安全なレシートアプリは後述しているので、このまま読み進めていきましょう。
レシートアプリで被害にあった人はまだ聞いたことがないから今のところは大丈夫だよ
【危険回避】レシートアプリを安全に使う4つの対策
レシートアプリは基本安全ですが、より安全に利用するため以下4つの対策をしましょう。
- アプリの権限を制限する
- レシートの撮影に気をつける
- なるべく個人情報を登録しない
- 代用できる個人情報で登録する
これらはいずれもあなたの個人情報を守る対策で簡単にできるので、ぜひやってください。
レシートアプリの利用権限を制限する
レシートアプリをダウンロードしたら、設定より位置情報やカメラなどをオフにしてください。
理由としては、機能の権限をオンにするとアプリを経由して個人情報を入手されるからです。
詳しくはアプリの利用権限について書かれた記事をご覧ください。
つまり、「許可する」にしておくと悪質なアプリはあなたの端末に容易に出入りできるので「許可しない」にしてセキュリティーをあげましょう。
必要な項目は利用するときだけオンにするなどして自分の個人情報を守ろう
個人情報を守るためレシート撮影に気をつける
レシートの撮影次第では個人情報が写り込んでしまうことがあります。
撮影データを修正できるアプリもあれば、できないアプリもあるので撮影時に以下のことを対策しておきましょう。
レシートを安全に撮影するコツ
- 個人が特定されるものは写さない
- 反射するものがないところで撮影する(個人情報が写り込む可能性ある)
- クレジットカードやポイントカード等の情報は折り曲げるなどして隠す
- レシートアプリが求めること以外は写さない
私はレシートを撮影するときは以下の画像のようにしています。
このように折り曲げたり店員名を黒く塗り潰しても必ず買い取ってくれるので安心してください。
セルフレジだと店員名の記載がないのでおすすめですよ。
商品のバーコードも撮影する場合もレシート同様、個人情報が写らないよう工夫をしましょう。
個人情報をなるべく登録しない
レシートアプリは属性情報といって「誰が買った」も重要なので、会員登録等で個人情報を入力する必要があります。
悪質なアプリ問わず、よく知らないアプリに自分の個人情報を入力するのは抵抗があるかと思います。
そんな抵抗がある人は以下のことを試してください。
- 個人情報の入力が少ないアプリを使う
- 個人情報が必要ない支払い方法を選ぶ
特に現金より他社ポイントに交換した方、個人情報が必要なく換金トラブルも少ないのでおすすめですよ。
少ない個人情報で利用できるレシートアプリも紹介してるから興味ある人は続きを読んでね
レシートアプリを代用できる個人情報で登録する
万が一、個人情報が流出しても問題ないダミー情報で登録するのも対策になります。
- フリーのメールアドレスを使って登録する
- 悪用されても問題ない銀行口座を登録する
- 月額0円で利用できる端末の電話番号で登録する
GmailやYahoo!メールなどの無料で使えるメールアドレスで登録すれば、迷惑メールが来てもメインで使わないのであれば問題ありません。
また、給与や生活費などメインで使っていない銀行口座で登録すれば被害を小さくできます。
このように登録する個人情報を何かと代用すれば流出しても大事にならないのでおすすめです。
私もレシートアプリはフリーのメールアドレスにメインで使ってない銀行口座を登録してるよ
危険なレシートアプリを見分けるチェック項目を紹介
レシートアプリは以下の5つの項目で危険かそうでないか見分けましょう。
- 運営会社は実在しているのか
- 利用者や口コミはあるか
- 利用規約はあるか
- プライバシーマークなど個人情報を扱う資格を取得してるか
- メディアで紹介されたか
これら5つの項目全てチェックできるアプリは危険ではありません。
あとは安全な使い方をして、より安心安全に利用しましょう。
項目①:運営会社は実在しているのか?
まず、あなたが利用したいレシートアプリはどこの会社が運営しているのか調べましょう。
理由として、危険なレシートアプリは会社情報がデタラメだからです。
- そもそも検索しても運営会社が表示されない
- 記載の住所を調べても空き地や違う建物がある
- URLが正しくない
など
運営会社がはっきりしないレシートアプリは怪しいので使わないようにしましょう。
なんか怪しいなと思ったら運営会社を必ず調べよう
項目②:レシートアプリの利用者や口コミはあるか?
安全なレシートアプリは必ず利用者がいて口コミがあります。
SNSや検索等で利用者がいること、口コミがあることを調べましょう。
危険なレシートアプリは利用者がいない、口コミが同じようなことしかないなど違和感があります。
また、新しくリリースされたレシートアプリは利用者も口コミもないので様子を見て使うとより安全です。
CASHMARTはリリースされた時は何も情報がなかったから不安だったよ
項目③:利用規約はあるか?
利用規約にはあなたの個人情報をどう扱うかや運営について詳しく書かれています。
つまり、利用規約がないとそのレシートアプリは何をしてもいいと言っているようなものです。
利用規約がない場合は利用を控えましょう。
また、利用規約を分かりにくい場所に書いているアプリもあるので注意が必要です。
項目④:プライバシーマークなど個人情報取り扱いの資格を取っているか?
プライバシーマークは個人情報を正しく取り扱う会社ですよという外部の審査機関から認定された証です。
取得しているレシートアプリは運営会社のHPやアプリ内で公表していることが多いので、目に入るはずです。
このような外部から審査された資格があると、きちんとしてくれる会社だと利用する私たちは安心できます。
資格を持ってない安全なレシートアプリもあるので、1つの基準としてみてね。
項目⑤:メディアで紹介されたか?
テレビや雑誌等で紹介されたかどうかで判断するのもおすすめです。
理由として、このようなメディアは取材などして悪質なものは紹介しないからです。
メディアで紹介されたレシートアプリは、実績として公式ホームページに載せてるので参考にできますよ。
安全なレシート買取アプリを5つ紹介
基本、私が使っている10種類のレシートアプリは安全です。
その中でも特に安全なレシートを先程紹介したチェック項目とともに5つ紹介します。
- 楽天Pasha
- レシーカ
- CODE
- ONE
- CASHb
安全なレシートアプリ①:楽天Pasha
5つのチェック項目 | |
運営会社 | 楽天グループ株式会社 |
利用者や口コミ | 300万DL、あり |
利用規約 | あり |
個人情報取り扱いの資格 | あり |
メディアの紹介 | あり |
あなたも知っているあの楽天グループが経営するレシートアプリです。
レシートアプリで1番と言っていいくらいセキュリティーはしっかりしています。
とにかく安全なアプリを使いたいという人には楽天Pashaをおすすめします。
楽天Pashaの危険について詳しく書いた記事があるので、興味のある人はご覧ください。
安全なレシートアプリ②:レシーカ
5つのチェック項目 | |
運営会社 | CCCマーケティング株式会社 |
利用者や口コミ | 5万DL、あり |
利用規約 | あり |
個人情報取り扱いの資格 | あり |
メディアの紹介 | あり |
あなたも知っているTポイントを取り扱う会社が経営するレシートアプリです。
レシートアプリでは楽天Pasha同様にセキュリティーがしっかりしています。
Tポイントを集めている人にはおすすめできます。
レシーカの危険性について詳しく書いた記事があるので、興味のある人はご覧ください。
安全なレシートアプリ③:CODE
5つのチェック項目 | |
運営会社 | 株式会社リサーチ・アンド・イノベーション |
利用者や口コミ | 274万人、あり |
利用規約 | あり |
個人情報取り扱いの資格 | あり |
メディアの紹介 | あり |
上場企業「インテージ」の子会社で、こちらも大きな会社です。
利用者がレシートアプリの中で1、2位を争うほど多く実績も豊富です。
少ない個人情報で利用できるので、自分の個人情報を登録したくない人におすすめです。
CODEの危険性を詳しく書いた記事があるので、興味のある人はご覧ください。
安全なレシートアプリ④:ONE
5つのチェック項目 | |
運営会社 | WED株式会社 |
利用者や口コミ | 300万人、あり |
利用規約 | あり |
個人情報取り扱いの資格 | 不明 |
メディアの紹介 | あり |
過去にあった出来事や個人情報が多数必要なので他4つのレシートアプリと比べると安全面は劣ります。
しかし、レシートアプリの利用者が多いことやYahoo!と同じ本人確認システムの導入など実績は豊富です。
現金に交換できるので、現金で欲しい人にはおすすめできます。
ONEの危険性を詳しく書いた記事があるので、興味ある人はご覧ください。
安全なレシートアプリ⑤:CASHb
5つのチェック項目 | |
運営会社 | CASHb |
利用者や口コミ | 17万人、あり |
利用規約 | あり |
個人情報取り扱いの資格 | あり |
メディアの紹介 | あり |
小さい会社ですが、レシートアプリとして実績はあります。
個人情報の取り扱い方もしっかりしており、特に問題なく運営しています。
CASHbは現金払いのみなので、現金で欲しい人におすすめです。
CASHbの危険性を詳しく書いた記事があるので、興味がある人はご覧ください。
【まとめ】レシートアプリの危険性について
今回はレシートアプリ全体に共通する危険性を紹介しました。
- レシートに印字された情報を企業が買うのでお金に変わる
- レシートアプリはレシート撮影時に注意が必要
- レシートアプリは安全対策すれば心配なく使える
- 危険なレシートアプリを見分けるにはまず運営会社の情報を見よう
- 安全なレシートアプリは大手が運営しているなら間違いない
レシートアプリは現時点(2022年10月)で大きな被害にあった報告はありません。
とはいえ、万が一に備えて安全対策をして安心安全にレシートアプリを利用しましょう。
レシートアプリを利用する前に、まず検索して事前に情報を調べることで危険性は下がります。
危険かどうか分からない人は私が利用しているレシートアプリを使ってみてください。
今使っているレシートアプリたちは危険な目にあったことはないから安全だよ
私が利用しているおすすめのレシートアプリを紹介した記事もあるので、興味ある人はぜひご覧ください。〈作成中〉
さぁ、あなたもレシートをお金に変えて自分の欲しいを叶えよう!
今回紹介したアプリ
楽天Pasha
レシーカ
CODE
ONE
CASHb
紹介コード「APXS0」と入力で200円GET!
最後まで読んでいただきありがとうございました。